ピリナ併設「タカサキ整骨院」では現在、筋力・柔軟性のアップ、
バランス機能の強化、運動不足の解消などを目的とした
『介護予防体操』を行っています。
(船橋市在住の65歳以上の方を対象とした、週1回全8回のコースです)
「参加している方が行うのにいいストレッチや筋トレはないか?」を
意識して書籍などを見るようにしています。
そこで思ったのは、体操のやり方の説明は、
より具体的で自分がやっている姿をイメージできるように、
そして、やっている時に「ここが伸びている」とか
「力が入っている」ということを体感できるようにするということです。
自分がやってみて良かった体操のなかから2つを紹介します。
(1)背中を伸ばすストレッチ
〈例1〉①手をおなかの前で組み、前へ伸ばす。
②おなかを覗くように背中を丸める
〈例2〉①椅子に座ります。
②胸の前で両手を組みます。
③大きなボールを抱えるというイメージでへそを見ながら
マルを描くような形にします。
④体は曲げずに残して、腕だけ前に突き出します。
(2)瀕尿、尿もれ、腰痛の改善にお尻の筋肉を鍛える体操
〈例1〉①力を抜いて椅子に座ります。
②お尻をキューッとすぼめます。
③5秒を5セット行います。
〈例2〉①踵をつけ、爪先を少し開いて立ちます。
②臀部に手を当て、膝を軽く曲げます
(座骨の先端に中指を当て他の指で臀部をおおいます)。
③手を当てたまま背筋を伸ばしながら膝をゆっくり伸ばします。
この時、腕を両方の肘が近づく方向に向けます。
(指にお尻の筋肉が硬くなるのが感じられると思います)
自分としては、ともに例2が分かりやすいと思いました。
これを自分でやるとともに、おすすめもしています。